①総合治療

総合治療は、鍼灸・マッサージ治療、運動・食事・睡眠など日常生活の指導を含めた包括的な考え方です。治療により痛みの緩和・血流改善・免疫力アップなどいろいろな効果が得られますが、それを持続するためには日々の生活のあり方が大切です。高い技術と豊富な経験で、お一人おひとりの総合治療に取り組んでおります。

②根源治療

症状の現れている部分を治療することを対症療法と言います。腰痛なら腰、肩コリなら肩だけの治療です。これに対して根源治療は、なぜ腰痛が出たのか、なぜ肩がこるのかといった原因を見つけ出して根源的に治療をします。痛みを止めたり症状を改善するだけではなく「病の根源（原因）を治す」治療を行っています。

③未病治

鍼灸マッサージは、体質改善や健康増進といった「病気にならないための健康な身体づくり」にも優れた効果を発揮します。これは「未病治（未病を治す）」と言って、東洋医学の基本的概念です。身体の不調が病として現れる前に根元を治すことこそ大切であるという考えです。病気の芽をつんでしまうということです。

④コミュニケーション

東洋医学では診察法として「望診・聞診・問診・切診」を行い、なぜ今の症状が出ているのか考えます。そして、患者様に丁寧に説明し、治療はどういったものが一番合っているか提案をします。症状だけでなく患者様自身を診ることを大事にしています。